・フランス語文法書のおすすめはどれ?
・初心者、中級、上級別のおすすめが知りたい!
・フランス文法書の名著で勉強したい!
そんな希望を叶えます!
フランス語学習を始めたばかりの方も、仏検やDELFの上級を目指す方も、共通してつまずくのが「文法」です。
その壁を乗り越えるカギとなるのが、自分の目的とレベルに合った“文法書選び”。
本記事では、仏検1級を目指して勉強中の筆者が、実際に使って良かった本・信頼できる名著を厳選して紹介します。
- 初心者でも挫折しない「わかりやすい文法書」
- 学び直しに最適な「中級者向けの問題集」
- 理解を深める「上級者向けの本格派文法書」
- 仏検やDELF対策に使える1冊 など
さらに、「暗記型」「理解型」「演習型」などタイプ別の特徴や、初級・中級・上級レベル別に向いている書籍も解説。
あなたにぴったりの1冊がきっと見つかります。
まずは目的やレベル別に、どんな文法書を選ぶべきかを見ていきましょう。
フランス文法書の目的とレベル別選び方
フランス語の文法書選びで失敗しないためには、「自分のレベル」と「学習の目的」を明確にすることが何より大切です。私は現在、仏検1級の勉強をしていますが、初級〜中級の頃は「分かりやすさ」や「例文の自然さ」を重視して選び、上級になるほど「体系的な解説力」や「網羅性」を重視するようになりました。
初心者向け・中級者向け・上級者向けで分けて考える
フランス語文法書は大きく以下の3つに分けられます。
- 初心者向け: 日本語の解説がやさしく、イラストや図表が豊富で、とにかく「読みやすさ」重視。ゼロから独学する人に最適です。
- 中級者向け: 基本を一通り終えた人が「文法の定着」や「応用力の強化」を図るための構成。練習問題や構文比較が多くなります。
- 上級者向け: 理論的で専門的な説明が中心。読むだけでハードですが、文法の「なぜ?」に答えてくれる名著が多いです。
学習目的によっても選ぶべき本は変わる
文法書には「理解を深めるタイプ」「暗記に特化したタイプ」「問題演習中心のタイプ」があります。たとえば以下のように選ぶと失敗しにくいです。
- 文法の流れを体系的に学びたい: 『新フランス文法事典』や『リュミエール』のような解説書タイプ
- 試験対策をしたい: 『文法問題集』や『GRAMMAIRE PROGRESSIVE』など、実戦形式の問題が豊富なタイプ
- 会話と文法を一緒に学びたい: CD付きの音読系文法書や、構文重視の文法書
仏検やDELF対策には向き・不向きがある
仏検とDELFでは求められるスキルが少し異なります。私の経験では、仏検は文法の理屈を深く理解しているかどうかを問われるのに対し、DELFは使える文法力が問われる傾向があります。
- 仏検向け: 理解力を鍛える「事典型」「解説重視型」の文法書
- DELF向け: 運用力を鍛える「問題集型」「ドリル型」がおすすめ
フランス語文法書おすすめ比較一覧表【目的・レベル別】
書名 | 対象レベル | 特徴 | 向いている人 |
新ゼロからスタートフランス語 文法編 | 初心者 | 絵や図解が多く、文法の雰囲気をつかみやすい | 楽しくフランス語を始めたい人 |
ひとつひとつわかりやすく フランス語入門版 | 初心者 | 1日1ページペースで丁寧に進められる | ゆっくり独学したい初心者 |
フランス語文法はじめての練習帳 | 初心者 | 文法の基礎と練習がセット | 書いて覚えたい人 |
はじめての声に出すフランス語(CD付) | 初心者 | 音声CDで発音&文法を同時に学べる | 音から入るタイプ |
これは似ている!英仏基本構文100+95 | 初〜中級 | 英語との比較で学べる新感覚文法書 | 英語が得意な人 |
英語がわかればフランス語はできる! | 初〜中級 | 英語とフランス語の構造比較に強い | 英語をフランス語学習に活かしたい人 |
文法から学べるフランス語 | 初〜中級 | 文法の説明→例文→会話で定着 | 実践で使える文法を身につけたい人 |
これならわかるフランス語文法 入門から上級まで(六鹿豊) | 初〜上級 | 1冊で全レベルを網羅。索引が優秀 | 長く使える1冊を探している人 |
フランス語文法77 | 中級 | 項目ごとに簡潔に整理されており復習に便利 | 仏検3級〜準2級受験者 |
フランス語文法総まとめ問題集 | 中級 | 演習形式で復習に最適。仏検対策にも◎ | 解いて覚えたい人 |
レベル別 フランス語文法ドリル | 中級 | 学年別のように段階的に学べる問題集 | 継続して文法を強化したい人 |
謎が解けるフランス語文法 | 中〜上級 | 文法の「なぜ?」に答えてくれる解説書 | 理解を深めたい中級者以上 |
解説がくわしいフランス文法問題集(西村牧夫) | 中〜上級 | 丁寧な解説+問題演習で応用力UP | 仏検準1級以上を狙う人 |
増補改訂版 新・リュミエール | 中〜上級 | 大学でも使われる文法の名著。網羅的 | 体系的に学びたい人 |
新フランス文法事典(朝倉季雄) | 上級 | フランス語の構文・論理を掘り下げる | 仏検1級/DELF B2〜C1向け |
暗記用フランス小文法 | 上級 | 短文&一覧で暗記に特化 | 試験直前の総まとめに |
GRAMMAIRE PROGRESSIVE DU FRANÇAIS | 初級〜上級(別冊あり) | フランス語で学ぶ。練習→解説→応用の流れが秀逸 | DELF対策・オールフランス語OKな人 |
声に出すフランス語 即答練習ドリル 初級編/中級編 | 初〜中級 | 会話に直結。即答力・反射力を養う | スピーキング強化型 |
初心者におすすめのやさしいフランス語文法書【独学にも安心の入門書】
フランス語を初めて学ぶ方や、独学で基礎から学び直したい方には、「やさしい日本語」「豊富な例文」「学習者目線の構成」がそろった文法書を選ぶのがおすすめです。私自身もフランス語学習初期は、以下のような入門書に支えられました。
『新ゼロからスタートフランス語 文法編』(Jリサーチ出版)
とにかく文法の導入が丁寧。各文法項目が見開き1ページで完結しており、例文と図解もわかりやすいです。音声付きなので、初心者でも「読んで、聞いて、理解できる」構成になっています。
おすすめポイント: 発音・文法・例文すべてを網羅したバランスのよい一冊。
独学度: ★★★★★(初心者向け入門書の鉄板)
『ひとつひとつわかりやすく フランス語入門版』(学研)
中学生〜大人の完全初心者向け。1レッスン1文法というシンプルな構成で、挫折しづらいのが魅力です。図やイラストを多用しており、文法を「感覚的に」理解したい人にぴったり。
おすすめポイント: フランス語アレルギーの人でも読み進められるやさしさ。
独学度: ★★★★★(語学が苦手でも安心)
『英語がわかればフランス語はできる!』(アスク出版)
英語学習経験を活かして、フランス語の文法をスムーズに理解できる構成。英仏の共通点を対比形式で学ぶため、語学好き・英語好きには特におすすめです。
おすすめポイント: 英語文法との対比で理解が深まる。
独学度: ★★★★☆(英語経験者なら特に効果大)
『これは似ている!英仏基本構文100+95』(三修社)
「英語の文とフランス語の文って、こんなに似てるんだ!」という驚きが学習のモチベーションにつながる一冊。例文が豊富で、基本文法を使った文章表現の幅が広がります。
おすすめポイント: 文法と表現を同時に学べる。
独学度: ★★★★☆(中学英語の知識があればOK)
フランス語文法はじめての練習帳
フランス語をゼロから学ぶ人のために作られた文法練習帳。カラフルな紙面で、イラストや吹き出し付きのわかりやすい解説が特徴。基礎的な文法を「読む→理解する→書いてみる」の流れで、自然に身につけられる構成です。
おすすめポイント:
- 文法用語に不慣れな人でも取り組めるやさしい内容
- 短い練習問題付きで、インプットとアウトプットを両立
- 学校教科書のような堅さがなく、独学にも最適
はじめての声に出すフランス語(CD付)
この書籍は、「音声で学ぶ文法」という独自のアプローチが特長。CD音声に従って実際に口に出しながら、基本的な文法と表現が自然と頭に入ってきます。特に発音・イントネーションの習得に不安のある初心者におすすめ。
おすすめポイント:
- 文法を「見て覚える」ではなく「聞いて使う」形式で学習
- 旅行会話や日常表現にも対応した例文構成
- 発音のルールが丁寧にカバーされている
著者コメント
私も最初は「動詞の活用が多すぎてわけがわからない…」と挫折しかけましたが、『新ゼロからスタート』や『ひとつひとつわかりやすく』のおかげで、少しずつ理解できるようになりました。「文法は苦手だけどフランス語に触れたい」という方にこそ、親しみやすい入門書が大切です。
中級者におすすめのフランス語文法書【仏検2級・DELF B1を目指す方に】
フランス語の基本文法を一通り学んだら、次は中級向けの文法書で「体系的な理解」と「応用力の強化」を目指しましょう。文法の細かな違いや、時制・法の使い分けなど、試験対策にも直結する内容が重要になってきます。
『文法から学べるフランス語』(駿河台出版社)
フランス語の基本から中級文法までを体系的に学べる良書です。構成はシンプルですが、ひとつひとつの文法項目に丁寧な解説と例文があり、理解が深まります。仏検2級・DELF B1〜B2を目指す人にとっては、バイブル的存在。
おすすめポイント: 入門〜中級をつなぐ「橋渡し」に最適な一冊。
学習段階: 中級初期〜中盤
『フランス語文法77』(白水社)
中級者がつまずきがちな文法項目(条件法、接続法など)を77のテーマに絞って解説。構文や言い回しも含まれており、「なんとなく分かる」から「使いこなせる」へのステップアップに効果的です。
おすすめポイント: テーマ別構成で、苦手をピンポイントで復習できる。
学習段階: 仏検2級・DELF B1〜B2対策にぴったり
『これならわかるフランス語文法 入門から上級まで』(六鹿豊)
初心者〜上級者まで網羅的にカバーしているものの、特に中級〜上級への移行期に力を発揮する一冊です。文法説明がしっかりしており、やや教科書的ではありますが、定番かつ安心感のある構成。
おすすめポイント: 1冊で全レベルをカバーしたい人に。
学習段階: 中級中盤〜上級初期
『解説がくわしいフランス文法問題集』(白水社)
解説が豊富な問題集スタイルで、実戦形式で文法を定着させたい人向け。問題と解説がセットになっているため、独学でも取り組みやすく、「読むだけ」から「使える文法」へと力を伸ばせます。
おすすめポイント: インプットとアウトプットを同時に行いたい方に最適。
学習段階: 中級者全般
謎が解けるフランス語文法
一見、堅そうなタイトルですが内容は非常に読みやすく、「なぜそうなるのか?」という疑問に寄り添った解説が特徴。「複合過去と半過去の違い」「代名詞の位置」など、よくあるつまずきポイントを豊富な図解と丁寧な例で解きほぐしてくれます。
おすすめポイント:
- 文法の“背景”や“意味”を知りたい学習者に最適
- 説明が明快で、学校文法にモヤモヤしていた人に特に好評
- 仏検準2級〜2級の文法補強に向いている
著者コメント
私が仏検準1級レベルに到達するまでに最もお世話になったのが『フランス語文法77』と『文法から学べるフランス語』でした。どちらも「わかったつもり」だった文法を、使える知識へと昇華してくれた実感があります。中級者こそ、文法の見直しが飛躍のカギになります。
上級者におすすめのフランス語文法書【仏検準1級・1級・DELF B2以上】
上級者になると、文法知識は「正確に使い分ける」段階に入ります。接続法の微妙なニュアンス、語順の変化、文体の違いなど、ネイティブに近づくための精緻な理解が求められます。ここでは、仏検準1級以上・DELF B2〜C1レベルを視野に入れた、名著級の文法書をご紹介します。
『新フランス文法事典』(朝倉季雄)
日本語で読めるフランス語文法書としては最高峰。文法項目の網羅性と解説の深さは圧倒的で、仏検1級の受験者には必携です。学術的な内容ですが、例文や語法の微妙な違いの分析が秀逸です。
おすすめポイント: 仏検準1級・1級に挑むなら、まずこの1冊。
学習段階: 上級全般
難易度: 高め(辞書的に使うのが◎)
『GRAMMAIRE PROGRESSIVE DU FRANÇAIS』(CLE International)
フランス語学習者の定番シリーズ。初級・中級・上級とレベル別に構成されており、上級編はC1以上をカバー。全編フランス語ですが、説明が平易で実用的。問題集形式でアウトプットも可能です。
おすすめポイント: フランス語でフランス語を学ぶ本格派向け。
学習段階: DELF B2以上
備考: 学校やAlliance Françaiseでも教材として使用されることが多い
『増補改訂版 新・リュミエール―フランス文法参考書』(森本英夫・三野博司)
網羅性と明快な解説で、受験・資格試験・大学課程にも対応する本格的な一冊。文法に加え語法や語彙の使い方にも触れており、文法の運用力を底上げできます。
おすすめポイント: 学術系・試験対策の両方に強い。
学習段階: 上級初期〜中盤
活用法: 読み込み学習+精読
『これならわかるフランス語文法(NHK出版)』
「文法の背景」まで丁寧に解説されている実力派の参考書。文法だけでなくフランス語という言語の構造を理解したい人におすすめ。記憶に頼る学習から、理屈で理解する学習へ進みたい中上級者に最適です。
おすすめポイント: 言語としてのフランス語を深く理解したい人向け
学習段階: 中級後半〜上級初期
暗記用フランス小文法
持ち歩きに便利なコンパクトサイズで、文法の要点だけをシンプルにまとめた「暗記ブック」的存在。項目ごとにコンパクトに整理されており、仏検対策や復習用に便利です。
おすすめポイント:
- 通学・通勤中でもサッと確認できる携帯型
- 詳細な説明はないが、暗記チェックに非常に有効
- 仏検・DELFなどの文法確認にも
著者コメント
仏検1級を目指すようになってから、『新フランス文法事典』は常に机に置いてあります。調べるたびに新しい発見があり、上級者こそ「文法に戻る」ことの重要性を感じました。上級レベルでは「なぜそうなるのか」を自力で説明できる力が求められます。紹介した書籍はその力を養うのに最適です。
試験対策におすすめの文法問題集・ドリル形式教材
仏検やDELFなどの資格試験において、文法は最重要項目です。参考書で知識をインプットしたあとは、問題演習でアウトプット力を鍛えることが不可欠。ここでは、試験対策に強いフランス語文法問題集や、繰り返し使えるドリル形式の教材を紹介します。
『解説がくわしいフランス文法問題集』(西村牧夫)
その名の通り、解説が非常に丁寧で初心者〜中級者におすすめの一冊。文法項目ごとに例題があり、疑問点をしっかり解消しながら学習が進められます。仏検3〜準2級程度の文法演習に最適。
対象レベル: 初級〜中級
おすすめ用途: 仏検3級〜準2級対策、復習用
『フランス文法総まとめ問題集』
仏検やDELF対策としても評価が高く、文法項目の網羅性が抜群。問題のバリエーションも豊富で、ミスしやすいポイントの整理にも使える万能な一冊です。
対象レベル: 中級〜上級
おすすめ用途: 仏検2級〜準1級対策、総復習に最適
『レベル別 フランス語文法ドリル』(朝日出版社)
基礎〜応用まで、段階的に学べるドリル形式。シンプルな設計で繰り返し練習しやすいのが魅力です。忙しい人のスキマ時間学習にもぴったり。
対象レベル: 初級〜中級
おすすめ用途: 日常学習・弱点補強・仏検対策
『声に出すフランス語 即答練習ドリル 初級編/中級編』
暗記だけでなく音読や瞬発力を鍛える設計が特徴。問題演習というより“トレーニング”に近く、実戦的な運用力が身につきます。リスニングやスピーキングも視野に入れた文法強化に。
対象レベル: 初級〜中級
おすすめ用途: 暗記+反復練習、リスニング対策にも
著者コメント
私は仏検準1級を受ける前、『フランス文法総まとめ問題集』で一通り演習してから、苦手な分野だけ『レベル別ドリル』で強化しました。問題演習で「瞬時に正確な選択」ができるようになると、読解や作文の精度も一気に上がります。解説付きの問題集は何周も使えるので、自己投資に最適です。
仏検1級を目指す筆者のおすすめフランス語文法書ベスト3【経験談あり】
仏検1級の文法問題は、単なる暗記ではなく「フランス語をフランス語として理解しているか」が問われるレベルです。私自身、仏検1級を目指す中で文法の本質を理解できる良書を厳選して使ってきました。ここでは、実際に役立ったおすすめの文法書ベスト3を紹介します。
第1位:『新フランス文法事典』(朝倉季雄)
まさに文法の“辞書”とも言える圧倒的な情報量。用法ごとの微妙な違いや、文脈による意味の変化など、1級で問われる高度な理解をサポートしてくれます。
特に助動詞や時制のニュアンスの記述が詳細で、仏検1級の選択問題や和訳問題に直結する知識が得られる名著。
活用法: わからない文構造に出会ったらその都度辞書的に参照。日々の読解学習と併用がおすすめです。
第2位:『これならわかるフランス語文法 入門から上級まで』(六鹿豊)
「入門から上級まで」とある通り、文法項目が初歩から高度な用法まで一貫してまとめられており、全体像の把握に最適です。
仏検1級レベルの接続法過去や条件法過去の用法の違い、強調構文などもしっかり網羅されていて、記述問題にも対応できます。
活用法: 一通り読み通してから、復習用にマーカーを入れて定着を図ると効果的。
第3位:『GRAMMAIRE PROGRESSIVE DU FRANÇAIS(上級)』
フランス語学習者の間で定番のシリーズ。上級レベルは完全にフランス語でフランス語を学ぶ構成になっており、文法事項を仏語で理解する訓練ができます。
1級の長文読解や作文対策に向けて、「フランス語で考える」感覚を身につけるのに最適。
活用法: 文法解説+練習問題を1ユニットずつ丁寧に進め、間違えた部分はノートにまとめ直しておくと定着率が高まります。
筆者の体験談
私はこの3冊を軸に、精読と作文の反復練習を重ねました。特に『新フランス文法事典』で微細な違いを確認し、『GRAMMAIRE PROGRESSIVE(上級)』で実用例を確認するのがセット学習として非常に効果的でした。仏検1級は独学でも到達可能ですが、質の高い文法書選びがその土台になります。
まとめ|自分の目的とレベルに合った文法書選びを
フランス語文法書は、「名著」とされるクラシックな一冊から、初心者にやさしいイラスト解説つきの入門書、さらには練習問題で定着を図る問題集型まで多岐にわたります。
- 初心者には:『新ゼロからスタートフランス語 文法編』や『ひとつひとつわかりやすく フランス語入門版』で基礎を固めるのがおすすめ。
- 中級者には:『フランス語文法77』『文法から学べるフランス語』などで体系的な知識を深めましょう。
- 上級者・仏検対策には:『新フランス文法事典』『これならわかるフランス語文法』のような網羅的な解説書と、『GRAMMAIRE PROGRESSIVE(上級)』での実践が効果的です。
目的とレベルに応じた文法書を選び、学習の効率と理解度を大きく高めていきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 一冊だけ選ぶならどれがいいですか?
→ 初心者なら『新ゼロからスタート フランス語文法編』、中級者なら『フランス語文法77』、上級者・仏検対策なら『新フランス文法事典』がおすすめです。ただし、解説書と問題集を1冊ずつ揃えるとより効果的です。
Q. 仏検対策にはどの文法書が最適ですか?
→ 筆者の実体験からは、『新フランス文法事典』『これならわかるフランス語文法』『GRAMMAIRE PROGRESSIVE(上級)』の3冊が特におすすめです。問題形式の演習も並行して行うのがベストです。
Q. 文法書は古くても問題ありませんか?
→ 内容に大きな変化はありませんが、例文が古かったりレイアウトが読みにくかったりする場合もあるため、増補改訂版を選ぶのが安心です。
Q. 問題集だけでも文法は身につきますか?
→ 問題集だけでは「なぜそうなるのか」がわからず、定着しにくいことがあります。できれば解説書+問題集の2本立てで進めましょう。
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