ストウブ16cmって、小さすぎて使い道が限られるんじゃない?
そんな疑問を持つ方はとても多いのではないでしょうか。
実際、私もはじめは「ストウブ16cmって本当に使いこなせるのかな?」と半信半疑でした。
結論、ストウブ16cmは一人暮らしのメイン鍋から、家族用のサブ鍋、副菜作りや炊飯まで、思った以上に活躍の場が広いです。
この記事では、そんなストウブ16cmのリアルな使い道・使い勝手を徹底解説。
実際に作っている料理や、カレー・炊飯などへの対応力、そして「どんな人におすすめか」まで、具体的にご紹介します。
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ストウブ16cmの基本スペックとサイズ感
ストウブ16cmは、「小さいけれど、意外と使える」と評判の人気サイズ。
まずは、基本スペックとサイズ感について詳しく見ていきましょう。
ストウブ16cmの容量と寸法
- 容量:約1.2L
- 直径(取っ手含まず):約16.3cm
- 高さ(フタ込み):約10.5cm
- 重さ:約2.3kg(私の手元のものを実測)
片手で何とか持ち上がる程度の重さで、調理後そのまま食卓に出しても違和感のないサイズ感。
見た目はとてもコンパクトですが、0.5〜1.5人分程度の料理にはぴったりで、煮物・スープ・副菜づくりに最適です。
ストウブの他サイズとどう違う?
ストウブ全サイズの中でも、16cmの立ち位置は、ズバリ「万能なサブ鍋」。
サイズ | 容量 | 目安人数 | 主な用途 |
---|---|---|---|
14cm | 約0.8L | 1人分以下 | 離乳食・ディップ・ジャム |
16cm | 約1.2L | 1〜1.5人分 | 副菜・炊飯・カレー(少量) |
20cm | 約2.2L | 2〜3人分 | 煮込み・汁物・炊飯(2合) |
22cm | 約2.6L | 3〜4人分 | メイン鍋・作り置き |
24cm | 約3.8L | 4〜5人分 | 大皿料理・スープ大量調理 |
16cmは「一人用としても、家族用のちょこっと調理にも使える」という、ありそうでなかった絶妙なポジション。
特に複数サイズを使い分けていると、一番使用頻度が高いのは実はこのサイズだったりします。
見た目のかわいさも大きな魅力
ストウブ16cmは、そのコロンとした丸いフォルムと豊富なカラーバリエーションも人気の理由。
おすすめは「カンパーニュ」なんですが、調理中もテンションが上がりますし、食卓にそのまま置いても絵になります。
SNSで料理写真やテーブルコーディネート投稿がたくさん出てくるのも納得のかわいさ。
調理道具であると同時に、インテリアでもある。それがストウブ16cmの魅力です。
16cmは冷蔵庫にもギリギリ入るサイズ感なので、作り置き副菜をそのまま保存するのにも便利です。
ストウブ16cmの使い道と活用法【一人暮らし・サブ鍋に最適】
「小さすぎて使いにくそう」と思われがちなストウブ16cmですが、実際に使ってみると、一人暮らしのメイン鍋にも、家族用のサブ鍋にも大活躍してくれます。
ここでは、私が日々の暮らしの中で感じた「ストウブ16cmのリアルな使い道」を、具体的にご紹介します。
一人暮らしにストウブ16cmはアリ?ナシ?
結論から言うと、一人暮らしには「アリ」です。
- 一人分のスープや煮物、パスタソースなどを作るには、16cmがちょうどいい容量。
- キッチンが狭くても収納に困らず、コンロの片口でも安定して置けるサイズ感。
- 一人鍋やラーメンにも対応でき、食卓にそのまま出せば洗い物も減って一石二鳥。
ただし、「これ1台で全部の調理をまかなおう」とすると少し物足りなさはあります。
たとえば16cmは朝食や夜の軽食に、22cmは煮込みや作り置き用にと、使い分けるのがおすすめ!
この2サイズの組み合わせは、少人数暮らしにはベストバランスだと感じています。
副菜づくりにぴったりのサイズ感【作り置きにも◎】
ストウブ16cmは、副菜づくりにぴったりのサイズです。
- ひじき煮、きんぴら、ポテトサラダなど、一度に2〜3人分を作るのにちょうどいい容量。
- 蓄熱性が高いため、余熱調理で素材の味が引き立つのもポイント。
- 冷めたらそのまま冷蔵庫に入れて保存できるのも便利で、密閉力が高く乾燥もしにくいです。
週末に4〜5品の作り置きをする習慣があるのですが、16cmは副菜専用鍋として常に稼働中。
さつまいもの甘煮、にんじんのグラッセ、れんこんのきんぴらなど、「あと一品」にぴったりの量が気持ちよく収まります。
カレーも一人前〜2人前ならOK【少量でも美味しく仕上がる】
「16cmって、カレーも作れるの?」と聞かれることがありますが、答えはYES。
- 鍋底が厚いので、具材が焦げつかずにしっかり煮込める。
- 少量でも水分が逃げにくく、ルーの味が凝縮されて濃厚な仕上がりに。
- 市販のルーを1/2箱(2かけ)使えば、ちょうど1.5人前くらいが作れます。
週末のランチに鶏もも肉・玉ねぎ・人参・ルー2かけのカレーを作ったり。
火を止めた後の余熱でも煮込みが進むので、洗濯などの家事と並行しながら調理できますよ。
ストウブ16cmで炊飯できる?→答えはYES!
意外と知られていないのですが、ストウブ16cmは炊飯にも向いています。
- 白米も無洗米も、0.5合〜1合が最適量。
- 少量炊きに適しているので、離乳食やお弁当用のご飯にも◎。
- 基本の炊き方:中火で加熱 → 沸騰後、弱火で10分 → 火を止めて10分蒸らすだけ。
離乳食など少量炊きたいときに便利です。
炊きたてご飯をストウブのまま食卓に出すと、ふっくら感もそのまま!
ストウブ16cmの使い勝手は?【10年愛用者の本音レビュー】
「実際の使い勝手はどうなの?」「買って後悔しないかな?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、リアルな使い勝手を本音でお伝えします。
メリット① 軽くて扱いやすい(約2kg)
ストウブの中では軽量な部類に入る16cmは、重さ約2kg(フタ込みで実測約2.3kg)。
22cmや24cmに比べると格段に軽く、両手を使わずに片手でサッと動かせる手軽さがあります。
食材を炒めて、煮込んで、盛り付けるまでの一連の流れがとてもスムーズ。
調理中のストレスが少ないのもポイントです。
メリット② 洗いやすい&収納しやすい
小ぶりなのでシンク内でも場所を取らず、洗いやすいのも大きなメリット。
フタと本体の重なりが浅く、隅々まで手が届くため、油汚れもスルッと落ちます。
また、狭めの吊戸棚や引き出し式収納にもスッキリ収まるサイズ感。
見た目も可愛いので、出しっぱなし収納でも◎
メリット③ サッと使えるから登場頻度が高い
「今夜はスープだけ作りたい」「副菜を1品だけ温め直したい」そんなとき、16cmはすごく便利です。
他のサイズは「よいしょ」と気合いを入れて出す感じがありますが、16cmは片手でサッと出して、サッと調理して、サッと洗える。
忙しい平日の夜にも使いやすい!
冷蔵庫の残り野菜でスープを作っているうちに、メインが出来上がるという流れが定番です。
メリット④ ガスもIHもOK、小さめコンロに最適
ストウブはIH・ガス両対応。16cmはコンパクトなので、二口コンロの狭いスペースでもストレスなく使えるのが魅力です。
例えば、24cmでメインを煮込みつつ、横で16cmを使って副菜やご飯を並行調理する、なんて使い方も可能。
コンロ上で「ちょっとだけスペースが足りない…」という悩みを解決してくれます。
デメリット① メイン鍋としては物足りない
容量が約1.2Lと少なめなので、メイン料理を家族分作るには明らかに小さいです。
たとえばハンバーグを煮込みたいとき、大きめのパティだと2個でぎゅうぎゅう。人数が2人以上の場合は20cm以上がおすすめです。
デメリット② 煮込み料理ではすぐ満杯になる
シチューやポトフなど、具材をゴロッと入れたい煮込み系料理では、具材が鍋からあふれそうになることも。
あくまで少人数向けかなとは思います。
デメリット③ カレーを多めに作りたいときは22cm以上が◎
1人前〜1.5人前程度のカレーなら問題なく作れますが、家族4人分となると完全にキャパオーバー。
ルーを1箱使いたい、作り置きもしたいという場合は、22cmや24cmを検討するのが正解です。
ストウブ16cmはどんな人におすすめ?
ストウブ16cmは、メイン鍋というより痒いところに手が届くサブ鍋としての使いやすさが魅力です。ここでは、特におすすめしたい人のタイプをまとめてみました。
一人暮らし・夫婦2人暮らしの方
ストウブ16cmは一人分~1.5人分の料理にちょうど良いサイズ。
一人暮らしならメイン使いも可能ですし、夫婦2人暮らしでも副菜用や汁物鍋として活躍します。
夫婦+子どもの3人家族だと、大人用スープや副菜はほぼ毎回16cmで完結します。
特に朝食時の具だくさんスープにはぴったりです。
作り置き派・副菜を多めに作る人
・常備菜をちょこちょこ作って冷蔵保存しておきたい
・週末に副菜を何品か仕込むのが習慣
そんな方にとって、ストウブ16cmは作業効率を格段に上げてくれるツールになります。
煮物・おひたし・マリネなど少量ずつ作って冷蔵庫に並べておくと、食卓が一気に豊かに。
小さめサイズだからこそ、複数同時進行で調理してもコンロが混み合わず助かります。
子ども用の炊飯やおかずづくりにも◎
子どもが小さいうちは、大人と別メニューを用意したい日も多いもの。
16cmは離乳食〜幼児食の調理に最適なサイズです。
0.5合〜1合のご飯ならふっくら炊き上がり、余ったら冷凍ストック。
同じ鍋でそのまま野菜スープや蒸し野菜を作ることもできるので、子ども用ミニ調理鍋として大活躍です。
ストウブ2台目・3台目におすすめ
すでに20cmや22cmを持っている方には、ぜひ16cmを“2台目”として迎えてほしいです。
- 大きい鍋でメインを煮込む間に、16cmで副菜
- ストウブで炊飯中に、もう一方でスープづくり
- 食卓にそのまま出しても可愛い「ちょい盛り鍋」として
とにかく同時調理・時短調理において便利。
しかも、16cmだけは他サイズより色展開が多めで、キッチンの差し色としても楽しめるのが嬉しいポイントです。
まとめ:用途がハマる人には手放せないサイズ感
ストウブ16cmは「何に使えるかピンと来ない…」と思っていた方ほど、一度使うと虜になるサイズです。
- 家族構成が少人数の方
- 副菜・汁物を毎日作る習慣がある方
- 子どものために小鍋が欲しい方
- ストウブの使い勝手に慣れていて、使い分けを楽しみたい方
こんな方には、迷わず「買って損なし」とおすすめできます。
まとめ|ストウブ16cmは「最強のサブ鍋」
ストウブ16cmは、一見すると「小さすぎて出番がなさそう」と思われがちですが、実際には活用度の高い万能サイズ。
その取り回しの良さ、時短調理への貢献度に驚かされます。
- 副菜や汁物づくりにちょうど良く、日常的なサブ鍋としての出番が圧倒的に多い
- 一人暮らしや夫婦二人暮らし、子ども用にもフィットする柔軟な使い勝手
- 軽くて扱いやすく、毎日のキッチン作業の中で手が伸びやすい存在
もしあなたが「サブ鍋として使いやすいサイズ」を探しているなら、ストウブ16cmは間違いなく“買ってよかった”と思える一本になるはずです。
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