・ストウブのブレイザー26cmって使い勝手はどんな感じ?
・何人分の料理が作れる?重すぎない?
そんな疑問を解決します!
初めてのストウブ選びで、私もまさに同じ悩みを抱えていました。特にブレイザーは浅型でおしゃれな分、サイズ感のイメージがつきにくいんですよね。
結論から言うと、私は26cmサイズを「最初の1台」として選んで大正解でした。現在は24cm・26cm・28cmすべてを用途別に使い分けていますが、今でも26cmの出番が一番多いです。
本記事では、ストウブ歴10年以上の筆者がリアルな使用感・サイズ感の違い・おすすめレシピなどを詳しくご紹介。実際に26cmを10年使って感じたメリット・デメリットを正直にレビューしますので、「これから買いたい」「サイズで迷っている」という方はぜひ参考にしてください。
ストウブ ブレイザー 26cmはどんな鍋?基本情報と特徴
ストウブの「ブレイザー」とは?ココットとの違い
ストウブの「ブレイザー(Braiser)」は、いわばフライパンと鍋のいいとこ取りをした万能調理器具。見た目は浅めのホーロー鍋で、広い底面とドーム型の重い蓋が特徴です。蓋の裏にはシステラ(突起)があり、蒸気を循環させて素材の旨味を逃さず調理できます。
一般的な「ココット(ラウンド/オーバル)」との大きな違いは、深さと底面積。
- ブレイザー:浅型で広い → 焼き料理・蒸し焼き・オーブン調理に強い
- ココット:深型で縦長 → スープや煮込みに適している
つまり、ブレイザーは「焼いて、煮て、そのまま食卓へ」が叶う、毎日使いにちょうどいい一台なんです。
ストウブ ブレイザー 26cmは“ストウブ界の万能選手”
ブレイザーのサイズ展開は「24cm・26cm・28cm」の3種類ですが、26cmはその中でも最も汎用性が高く、“最初の1台”として選ばれることが多いモデルです。
私自身、ストウブ歴10年以上で3サイズすべて愛用していますが、26cmはまさに「ちょうどいい」のバランスが取れた絶妙サイズ。軽すぎず、重すぎず、1回の調理量も多すぎず少なすぎず。特に3〜4人家族のメイン調理鍋として活躍度が高いです。
容量・重量・対応人数のスペックまとめ
以下に、ストウブ ブレイザーのサイズごとのスペックをまとめました。比較の基準として、26cmが「日常使いと作り置きの中間点」として非常に優秀なことが分かります。
サイズ | 容量 | 重量 | 直径(持ち手含まず) | おすすめ人数 |
---|---|---|---|---|
24cm | 約2.4L | 約3.7kg | 約24cm | 1〜3人暮らし向け |
26cm | 約3.3L | 約4.6kg | 約26cm | 3〜5人向け |
28cm | 約3.7L | 約5.4kg | 約28cm | 大人数・作り置き派向け |
26cmは「一度にたくさん作れるけど、大きすぎない」絶妙なサイズ感。カレーやシチュー、煮込みハンバーグなどの定番家庭料理が、余裕を持って作れるのが嬉しいポイントです。
ストウブ ブレイザー 26cmの使い勝手|10年以上使って感じたリアルな感想
日常使いでも「大きすぎない・重すぎない」ちょうどよさ
ストウブ ブレイザー 26cmは、日常使いでもストレスなく使える「ちょうどいいサイズ感」が魅力です。
24cmでは少し物足りない、でも28cmだと取り回しが大変……という方にとって、まさに中間サイズの26cmがベストバランス。
実際、私はブレイザーの24cm・26cm・28cmすべてを10年以上使い分けていますが、最も出番が多いのがこの26cm。理由はシンプルで、「平日にも週末にも使いやすい絶妙なサイズ」だからです。
特に煮込み料理では、ストウブ特有の重い蓋とシステラ(突起)のおかげで、食材の蒸気がしっかり循環。24cmでは蒸気が回りきらないこともある料理が、26cmだと失敗知らずです。
作り置き・冷凍保存にちょうどいい量が作れる
「ブレイザー 26cm 使い勝手」で特筆すべきポイントのひとつが、“作り置きにぴったりな容量感”です。
- カレーやシチューなら4〜5人分を一気に作れる
- ラタトゥイユのような炒め&煮込みの合わせ技料理も得意
- 翌日分まで確保でき、冷凍保存前提でも便利
また、浅型+広めの底面のおかげで、作った料理を保存容器に移しやすい点も◎。
個人的には、熱い料理をそのまま冷蔵庫に入れることは避けたい派なので、浅くて冷めやすい形状は本当に助かっています。
焼く・煮る・蒸す・オーブンまで全部OK
ブレイザー 26cmはその名の通り、「焼く」ことにとても強い鍋です。鋳鉄+ホーローの蓄熱性が高く、焼き色がしっかりつくので、ハンバーグやチキンソテーもプロ並みの仕上がりに。
それだけではなく、蒸す・煮る・無水調理・オーブン調理まで1台でこなせるオールラウンダー。
- 餃子:50個一気に並べて焼ける広さ
- パエリア:底面が広いから米の層が薄くなり、程よくおこげができる
- グラタンやロースト料理:そのままオーブンへGO。器に移す必要なし
また、蓋の裏にあるピコの効果で、無水調理もお手のもの。水を加えずとも野菜の水分だけでしっかり煮えるのは、ストウブならではの美点です。
26cmは「焼く」性能と「煮る」性能のどちらも妥協しないサイズ。だからこそ、平日も休日も、和洋問わず料理を楽しみたい人にぴったりの一台です。
他サイズ(24cm・28cm)との違いと比較|26cmを選ぶ理由とは?
ストウブのブレイザーは「24cm・26cm・28cm」の3サイズ展開。どれも魅力的なサイズですが、実際にすべてのサイズを10年以上使ってきた私の結論は、「最初の1台には26cmが一番失敗しにくい」ということ。
ここでは、それぞれのサイズと26cmの違いを実体験に基づいて解説します。
24cmと26cmの違い|容量の差は大きい?
24cmは、正直言ってとにかく軽くて扱いやすいのが魅力です。サッと取り出して、平日の夕飯にぱっと使える手軽さがあります。私も子どもが生まれたばかりの頃は、24cmばかり使っていました。
ただ、しばらくして感じたのが、
「もう少し作りたいのに、容量が足りない……」
という不満。特にカレーやシチュー、ラタトゥイユなどを2日分以上作りたいときには、24cmだと具材があふれそうになることもあり、結局26cmを買い足しました。
使ってみて感じたのは、容量の違い(約0.9L)って、思った以上に大きい!
24cmだと1回分+少し、26cmだと翌日分までしっかり…といった感覚で、作り置き派には26cmが圧倒的に向いています。
24cmの使い勝手は以下の記事をご覧ください。
関連記事:【実体験レビュー】ストウブ ブレイザー 24cmの使い勝手を徹底解説!10年使ってわかったメリット・デメリット
28cmと26cmの違い|大きいほどいいわけではない?
一方で、28cmはとにかく大容量・高機能・映えるという存在感のあるサイズ。ローストチキン丸ごとや、大皿パエリア、餃子50個など、イベント料理では大活躍です。
ただし、重さは約5.4kgとズッシリ。収納場所も取ります。
個人的には、28cmを日常使いするのは正直なところちょっとしんどいです。出すのも洗うのも一苦労。
「お正月・誕生日・人が集まるとき」などには頼りになるけれど、週に何度も使うなら、やっぱり26cmのバランス感が抜群です。
特に私のように共働き&子育て中の家庭だと、「出し入れが簡単で、使った後の洗い物が楽かどうか」は重要ポイント。日常使いと非日常の中間を取るなら、26cmがベストチョイスです。
3サイズすべてを使ってみて思うのは、“一番使うのは26cm”という事実。
24cmと28cmが“特定のシーンで活躍する名脇役”だとすれば、26cmはいつでも頼れる主役のような存在です。
全サイズの比較記事は以下もご覧ください。
関連記事:【全サイズ比較】ストウブ ブレイザー 24cm・26cm・28cmの違いと選び方を10年愛用者が解説!
ストウブ ブレイザー 26cmのおすすめ料理レシピと使い方例
ストウブのブレイザー 26cmは、焼く・煮る・蒸す・オーブンまでマルチに使える万能鍋。
実際に10年以上愛用してきた中で、「これぞブレイザー26cmの真骨頂」と感じたおすすめの使い方を、ジャンル別にご紹介します。
煮込み系|牛すじの赤ワイン煮・カレー・ラタトゥイユ
煮込み料理は、ストウブの得意分野。ブレイザー26cmは浅型ながらしっかり容量があるため、蒸気が循環しやすく、味がしっかり染み込みます。
特に我が家で定番なのが、「牛すじの赤ワイン煮」。ピコ付きの重い蓋のおかげで水分が逃げず、少ない調味料でも深みのある味に仕上がります。
おすすめの煮込みレシピ:
- 牛すじの赤ワイン煮(前日仕込むと絶品!)
- ラタトゥイユ(野菜の水分だけでしっかり煮える)
- 定番カレー&ビーフシチュー(2日分作って冷凍もOK)
焼き系|餃子50個・パエリア・グリルチキン
平たい形状と広めの焼き面を活かした「焼き」料理にも大活躍。IHでもガスでも均一に熱が伝わるので、焼きムラがほとんど出ません。
例えば、餃子は50個並べて一気焼き。皮がパリッと焼けて中はジューシーに。さらにグリルチキンやパエリアなど、“焼き+蒸し”を両立させたい料理にも最適です。
おすすめの焼き系レシピ:
- 餃子50個(焼き色が絶品&一度に完成)
- パエリア(米が焦げ付きにくく、サフラン香る本格派)
- ハーブグリルチキン(表面カリッ&中ジューシー)
オーブン系|ローストポーク・グラタン・パン作り
ブレイザーはそのままオーブンに入れられるので、オーブン調理も得意分野の一つ。
個人的には、ローストポークやグラタンをそのまま出して“映える”のも推しポイントです。
また、26cmの平面はパン生地の発酵にもぴったり。丸パンやフォカッチャなど、パン作りにも意外と使えます。
おすすめのオーブン料理:
- ローストポーク(蓋付きでしっとりジューシーに)
- マカロニグラタン(表面カリカリ、中はとろとろ)
- フォカッチャ・ブリオッシュ(均一な焼き上がり)
26cmというサイズ感が、煮る・焼く・蒸す・オーブンのすべてに対応できる絶妙なバランス。
毎日の料理が、ちょっとプロっぽくなる感覚を味わえる鍋です。
ストウブ ブレイザー 26cmはどんな人に向いている?選び方のポイント
ストウブ ブレイザー 26cmは、「大きすぎず、小さすぎず」まさに中間サイズの万能選手。
実際に10年以上、24cm・26cm・28cmを使い分けてきた私が感じる、「26cmが本当に活躍する人」「選ぶ際に注意すべき点」をご紹介します。
こんな人におすすめ!
家族3〜4人で日常使いできる鍋を探している
ストウブ ブレイザー 26cmは、3〜4人分のメイン料理にぴったりの容量(約3.3L)。
ラタトゥイユやカレーなどを「1回で2日分」作れるので、平日の料理効率がぐっと上がります。
わが家(大人2人+幼児1人)では、毎週末に26cmで常備菜やスープをまとめて作っています。大人2人でしっかり食べる家庭にも丁度よいサイズ感です。
作り置きや冷凍前提の献立が多い
「平日はなるべく料理したくない」「週末にまとめて仕込んでおきたい」
そんな作り置き派には、容量に余裕のある26cmが強い味方。冷蔵庫で冷ますのも、浅型で場所を取らずスムーズです。
鍋一つで煮込みも焼きも済ませたい
26cmは焼き面も広く、煮込みも焼き料理もこの1台で完結できるオールラウンダー。
グラタンも、パエリアも、煮込みハンバーグも、すべてブレイザーひとつでOK。洗い物も減って、時短にもつながります。
購入時に気をつけたいポイント
IHや小型コンロの場合は、プレートサイズに注意
ブレイザー26cmは底面も広いため、IHコンロの加熱プレートより一回り大きくなる場合があります。
実際にIHで使っていても加熱に支障は感じませんが、「プレートと鍋のサイズが合っていない」とエラーになる機種もあるので、事前のサイズ確認はマストです。
※底径:約21〜22cm前後。お使いのIH機器のプレート直径をご確認ください。
収納場所と重さは購入前にシミュレーションを
ブレイザー26cmの重量は約4.6kg。さらに蓋もあるので、片手での出し入れは正直重いです。
収納時には平置きスペースが必要になるため、「棚のどこに置くか」「どう出し入れするか」をあらかじめシミュレーションしておくと安心です。
ストウブ ブレイザー 26cm 使い勝手まとめ|最初の1台に選んで正解だった
ストウブのブレイザーを選ぶ際、「最初の1台にどのサイズを選ぶべきか?」という悩みはつきものです。
私自身、10年前に初めて選んだのがこの26cmサイズ。
今振り返っても、「あのとき26cmを選んで本当によかった」と心から思います。
結論:最初の1台に迷ったら26cmを選べば失敗しない
24cmは軽くて扱いやすいけれど、量が足りなくなることも。
28cmは大容量だけれど、重くて気軽には使いにくい。
その中間にある26cmは、サイズ・容量・重さのバランスが絶妙で、平日も週末も気兼ねなく使える「本当にちょうどいいサイズ」でした。
10年使っても現役で活躍中。サイズ・重量・容量のバランスが秀逸
我が家では10年経った今も、26cmが最も出番の多い鍋。
カレー、煮込み料理、グラタン、餃子、パンまで…あらゆるジャンルの料理をこなせる汎用性の高さが魅力です。
特に子育て中は「まとめて作っておいて冷凍」や「鍋一つで完結させたい」というシーンが増えるので、26cmの平皿型+浅さ+容量がフル活躍してくれました。
用途が広いので、後悔しづらい「ストウブの定番サイズ」
ブレイザー26cmは、「大は小を兼ねる」派にも、「軽さ重視」派にも中庸的にフィットする優秀なサイズ。
初めてのストウブとして選んでも後悔が少ない、いわば“定番の一本”と言えるでしょう。
もし2台目を検討するなら、用途を明確にした上で24cmか28cmを追加するのが◎。
でも最初の1台なら、私はこれからも変わらず「26cm」をおすすめします。
最後に
「ストウブ ブレイザー 26cm 使い勝手」について、10年の使用経験をもとにリアルな声をお届けしました。
これから選ぶ方の参考になれば幸いです。
一度使うと手放せなくなる――それが、ストウブの魅力です。
よくある質問(FAQ)
Q. ストウブ ブレイザー 26cmの重さは日常使いで負担になる?
A. 約4.6kgと、一般的な鍋よりは確かに重めです。ただ、慣れてしまえば問題なく毎日使えるレベルです。
私自身、子育て中に片手で持ち上げることも多々ありましたが、浅型のブレイザーは重心が安定しているため、持ちやすいと感じています。シンクへの移動や洗い物も、よほど腕力に自信がない方でなければ支障はありません。
Q. 26cmサイズで炊飯やパン作りもできる?
A. どちらも可能です! ブレイザー26cmは焼き面が広く、熱が均一に入るため、ふっくらしたパンや香ばしいおこげごはんも作れます。
我が家では、ライ麦入りのハード系パンや、2合〜3合の炊飯に重宝しています。無水調理で米の甘みを引き出した炊飯は、一度試すとやみつきになる美味しさです。
Q. IH・ガスコンロどちらでも使える?
A. はい、IHもガスも両対応です。私はガスコンロで長年使っていますが、底面が平らなのでIHでも安定感◎です。
ただし、IHの場合はプレートのサイズが26cmに対応しているかを事前に確認しておくのがおすすめ。加熱ムラを防ぐためにも、できれば20cm以上のIHヒーターが理想的です。
Q. 子育て家庭でも使いやすい?
A. 非常に使いやすいです。離乳食から大人の主菜まで1つの鍋で完結できるので、時短になりますし、洗い物も最小限で済みます。
また、冷凍前提の大量調理にも向いており、夕食+翌日のごはんまで一気に仕込めるのがありがたいポイント。私も娘が1歳の頃から、ブレイザー26cmが育児中の強い味方でした。
Q. 他の鍋との使い分け方は?
A. 我が家では以下のように使い分けています。
- 24cm → 軽さ重視の日常使い(2〜3人分の副菜やスープなど)
- 26cm → メイン料理・作り置き・オールマイティーに活躍(出番最多)
- 28cm → ホームパーティやおでん、餃子80個焼きなどの大量調理に使用
26cmは本当に「迷ったらこれ!」と言えるサイズで、他サイズとの併用でも中心的存在になっています。
「使い勝手の良さ」で選ぶなら、やっぱり26cm。
迷った方は、以下の記事で他サイズとの違いもぜひチェックしてみてください↓