離乳食づくりやポタージュ、滑らかな裏ごし料理に欠かせないムーラン漉し器。
でも、いざ買おうと思うと「種類が多すぎてどれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
私自身、これまで10年以上にわたって様々なムーランを使ってきました。中でもフランスの老舗メーカー「マトファー」のムーラン漉し器は、プロの料理人にも愛用されるほど信頼性が高く、家庭でも圧倒的な使いやすさを誇ります。
この記事では、プロの目線で選ぶムーラン漉し器のおすすめ5選を中心に、
✔︎ 初心者でも失敗しない選び方
✔︎ 各メーカーの特徴と違い
✔︎ 実際に私が使って感じたリアルな使用感と感想
をたっぷりお届けします。
「買って失敗したくない」「一生もののムーランが欲しい」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
結論|ムーラン漉し器のおすすめはマトファー一択です
結論からお伝えすると、最もおすすめのムーラン漉し器はフランスの老舗「マトファー(MATFER)」製です。
なぜなら…
- 滑らかさ・効率・耐久性のバランスが圧倒的
- プロの現場でも使われている業務用クオリティ
- 10年以上愛用して一度も壊れていない実績(筆者体験談)
私はこれまでOXOやルイ・テリエなど複数のムーランを試してきましたが、最終的に手元に残ったのはマトファーだけ。
ポタージュ、りんごのピュレ、トマトソース… どれをとっても仕上がりがワンランク上になります。
サイズは20cmが使いやすく後悔が少ないですよ。
ムーラン漉し器とは?おすすめする理由と基本の使い方
ムーラン漉し器とは
ムーラン漉し器とは、ハンドルを回すだけで野菜や果物を裏ごしし、滑らかなピューレ状にできる調理器具です。
「裏ごし器」「フードミル」とも呼ばれ、特に以下のような料理に大活躍します。
- 離乳食(じゃがいも、人参、りんごなど)
- ポタージュ(かぼちゃ、ブロッコリー、グリーンピースなど)
- トマトソースやピュレ(皮や種をしっかり除去)
一見、フードプロセッサーと用途が似ていますが、ムーランの最大の特徴は「繊維や皮を完全に取り除けること」。
プロの厨房でも「滑らかさ」や「口当たり」を重視する場面では、あえてムーランが選ばれることが多いのです。
私が初めてムーランを使ったのは娘の離乳食づくりのとき。ブレンダーでは取りきれなかった繊維をムーランで完全に除去でき、仕上がりのなめらかさに感動したのを今でも覚えています。
私がムーラン漉し器をおすすめする理由
私が10年以上にわたってムーランを使い続けているのには、はっきりとした理由があります。
1. 手動だからこその繊細な仕上がり
ムーランは手動式なので、回転のスピードや圧力を調整しながら食材を裏ごしできます。これにより、繊細な食感を残したまま、滑らかな仕上がりに。
2. 繊維や皮をしっかり分離できる
トマトやりんごのように皮や種が多い食材でも、ムーランならスムーズに分離できます。裏ごし後の食材はとてもクリーミーで、市販のピュレと比べても引けを取らない味わいです。
3. 洗いやすく、パーツの耐久性が高い
私が使っているマトファーのムーラン(ステンレス製)は、洗いやすさも抜群。部品はシンプルで、10年以上使用しても一切壊れたことがありません。
4. 電源不要&場所を取らない
キッチン家電とは違い、コンセント不要&コンパクト。思い立ったときにすぐ使える点も、ムーランの魅力です。
ムーラン漉し器の基本的な使い方
ムーランの使い方はとても簡単です。以下のステップで、誰でもスムーズに使いこなせます。
基本の使い方(例:かぼちゃのポタージュ)
- かぼちゃを皮ごと柔らかくなるまでゆでる(もしくは蒸す)
- ムーランの中にかぼちゃを入れる
- ハンドルを回して裏ごしする
- 滑らかなピュレが下に落ちる(皮や繊維はムーラン内に残る)
美味しく仕上げるコツ
- 食材は柔らかめに加熱しておくと、スムーズに裏ごしできます。
- 水分が少ない場合は、少量のスープやゆで汁を加えると回しやすくなります。
実際、私はムーランで裏ごしした「さつまいものピュレ」を牛乳でのばしてスープにしたところ、子どもも夫も「レストランみたい」と大絶賛してくれました。
ムーラン漉し器おすすめ5選【プロが厳選】
ここでは、10年以上ムーランを愛用してきた私が、プロ視点で本当におすすめできるムーラン漉し器5選を厳選してご紹介します。
どれも信頼できるメーカーの製品ばかり。用途や好みに合った一台を見つけてみてください。
1位:マトファー ムーラン漉し器(MATFER)【最もおすすめ】
![MATFERムーラン画像(※リンク先で差し替え)]
- フランスの老舗調理器具メーカー「マトファー」のムーランは、滑らかさ・作業効率・耐久性のすべてにおいてトップクラス。
- ステンレス製で業務用としても世界中のシェフから信頼されています。
私自身、これまでにポタージュやりんごのピュレ、トマトソースなど、さまざまな料理に使用しましたが、仕上がりはまるでレストランの味。
なめらかさのレベルが違います。3種のディスク付きで、粗さの調整も自在。まさに“一生もの”の逸品です。
2位:Louis Tellier(ルイ・テリエ)ムーラン
- 同じくフランスの老舗メーカーで、マトファーと並んでプロ御用達ブランド。
- ステンレス製で丈夫、なめらかな回転が特徴的です。
大量調理にも向いており、レストランやカフェでの導入実績も多数。重厚感のある作りですが、その分、安定感と耐久性は抜群です。
3位:OXO グッドグリップス ムーラン漉し器
- アメリカのキッチンツールブランド「OXO(オクソー)」製。
- グリップ部分に滑り止め加工が施されており、初めて使う方でも扱いやすい構造になっています。
離乳食作りの初心者や、軽量で手軽なモデルを探している方におすすめ。パーツも簡単に分解できてお手入れしやすく、収納性にも優れています。
4位:遠藤商事 業務用ムーラン(SA18-0)
- 日本製の業務用キッチンブランド「遠藤商事」が手掛けるコスパ重視モデル。
- シンプルな構造で洗いやすく、扱いやすさも魅力です。
機能性は十分ながら価格は控えめ。とにかくコストを抑えてムーランを使いたいという方にはぴったりの一台です。
5位:クイジプロ ムーラン漉し器
- カナダの人気ブランド「クイジプロ」は、堅牢で大容量のムーランを展開しています。
- 一度に大量の裏ごしが可能で、家族分のポタージュやソースを一気に作りたい方に最適です。
本体の安定感がしっかりしており、滑らずに作業できるので安心。スタイリッシュなデザインもキッチンに映えます。
どれも優れた製品ですが、「仕上がりの美しさ」と「耐久性」を最重視するなら、マトファーが断トツでおすすめです。
ムーラン漉し器の選び方|おすすめポイント5つ
ムーラン漉し器を購入する際、見た目や価格だけで選んでしまうと後悔することも…。
ここでは、プロ視点で重視すべき5つの選び方のポイントをご紹介します。
1. ディスクの種類と交換のしやすさ
ムーランには、穴の大きさが異なるディスク(プレート)が数種類付属していることが多く、
これによって仕上がりの粗さを調整できます。
- 細目:ポタージュ、離乳食、りんごのピュレなど
- 中目:トマトソース、ラタトゥイユのベースなど
- 粗目:じゃがいものピュレ、栗ペーストなど
用途に合わせて切り替えられるので、複数のディスクが付属しているモデルがおすすめです。
また、ワンタッチで交換できる設計かどうかも、地味ながら重要なポイント。
私はマトファーを使っていますが、ディスクの取り外しも簡単でストレスゼロです。
2. 素材(ステンレス製がおすすめ)
ムーランの素材には、大きく分けて「プラスチック製」と「ステンレス製」の2種類があります。
- プラスチック製:軽くて安価だが、熱や圧に弱く、長期使用で劣化しやすい
- ステンレス製:耐久性が高く、におい移りや変色も少ない。見た目も美しい
私の使っているマトファーはステンレス製で、10年以上使用していますが、
まったく劣化する気配なし。長く愛用したい方には、ステンレス製一択です。
3. ハンドルの形状と回転のスムーズさ
ムーランは手動式だからこそ、回しやすさ=使いやすさに直結します。
以下の点をチェックしましょう。
- ハンドルが握りやすい形状か
- 力を入れずにスムーズに回るか
- 土台がしっかり固定される設計か(滑り止め付きなど)
OXOのように滑り止めがついているモデルは初心者にやさしく、
マトファーやルイ・テリエのようにスムーズな回転が可能なものはプロ仕様です。
4. 洗いやすさ・分解のしやすさ
「洗うのが面倒だと、結局使わなくなる」――これは調理器具あるあるですよね。
ムーラン漉し器も同様で、パーツが多かったり、複雑な構造だと手間がかかります。
選ぶポイントは以下の通り。
- パーツが少なく、簡単に分解できる
- 食洗機対応(対応モデルならさらに楽)
- 隅々まで手が届く設計
私のマトファーは分解もシンプルで、ディスクも本体もさっと水洗いで済みます。
忙しい日でも使う気になれるのは、この「洗いやすさ」があってこそです。
5. ブランドの信頼性と保証
調理器具は長く使うもの。だからこそ、信頼できるメーカーかどうかも大切です。
特に以下の点を確認しましょう。
- 老舗メーカーか
- 業務用としての実績があるか
- 日本語でのサポートや保証がついているか
私は10年以上前にフランスで購入したマトファーを今も愛用していますが、
一度も壊れたことがありません。こうした「信頼の蓄積」は、長く使って初めて実感できます。
よくある質問(FAQ)|ムーラン漉し器に関する疑問を解決
ムーラン漉し器を使ったことがない方は、疑問や不安がつきものですよね。
ここでは、実際によく聞かれる質問に、10年以上愛用している筆者が丁寧にお答えします。
Q. ムーランとフードプロセッサー、どう違う?
最大の違いは「繊維や皮を取り除けるかどうか」です。
フードプロセッサーは刃で細かく刻むのでスピーディーですが、繊維や皮などが残ってざらつくことがあります。
一方ムーランは、裏ごししながら滑らかに仕上げるため、ポタージュや離乳食に最適。
実際、私も以前はフードプロセッサー派でしたが、
じゃがいものピュレが粉っぽくて失敗続き…。
ムーランを導入してからは、まるでビストロのようななめらかさに仕上がるようになりました。
Q. 離乳食づくりにおすすめのムーランは?
OXOのムーランが特におすすめです。
- 滑り止め付きで片手でも安定
- 軽くてコンパクト、収納も簡単
- 穴の大きさが選べて食材の変化に対応しやすい
実際、私も娘の離乳食期にはOXOをサブ機として使っていました。
小量を短時間で裏ごしできる点が大助かりでしたし、洗いやすくて時短にも◎。
Q. ムーラン漉し器はどこで買える?(Amazon、楽天、業務用サイトなど)
以下のようなルートで購入できます。
購入場所 | 特徴 |
---|---|
Amazon・楽天市場 | 取り扱いブランド多数、レビューも豊富で比較しやすい |
公式通販サイト(MATFER、Louis Tellierなど) | 保証や部品注文がしやすい |
料理道具の専門店(合羽橋など) | 実物を見て選べる(東京近郊在住の方に) |
業務用通販サイト(テンポス、厨房卸問屋など) | プロ仕様の商品も豊富、マニアには◎ |
私の場合、マトファーはフランス滞在中に専門店で購入しましたが、
今ではAmazonや楽天でも手に入るので安心です。
Q. お手入れは大変?ステンレス製が本当に良い?
ステンレス製は圧倒的にお手入れがラク&清潔です。
- 食材がこびりつきにくい
- 匂い移りしない
- サビにくく、長持ち
洗うときも、ディスクと本体をさっと水洗いするだけでOK。
私は10年以上、マトファーのステンレス製を使い続けていますが、洗うたびに“買ってよかった”と実感しています。
プラスチック製も悪くはないですが、長期使用や高温調理には向きません。
衛生面や耐久性を重視するなら、ステンレス製が断然おすすめです。
まとめ|ムーラン漉し器おすすめはマトファー一択。プロが選ぶ理由とは?
ムーラン漉し器は、ただの調理道具ではありません。
料理の仕上がりそのものをワンランク引き上げてくれる「名脇役」です。
私自身、ムーラン歴10年以上。
その中でも「マトファー」は、プロの現場でも愛され続けるだけの理由があります。
- なめらかさは感動レベル。ポタージュやピュレがまるでレストランのような舌触りに。
- 一切の無駄がない作り。シンプルなのに、壊れず、長く使える。
- 業務用の安定感。子どもの離乳食から、おもてなし料理まで幅広く対応。
高価に思えるかもしれませんが、10年以上壊れない道具と考えれば、コスパは抜群。
「もっと早く買えばよかった」と本気で思った数少ないアイテムのひとつです。
料理の質を上げたいなら「ムーランの導入」が最短ルート
ムーランを使えば、料理が見違えるほどなめらかで美しい仕上がりになります。
ポタージュは雑味のない味に、トマトソースは種がなく上品に、ピュレは赤ちゃんも感動のやさしさに。
あなたのキッチンに、もうひとつの「プロの手」を。
ムーラン漉し器、特にマトファー製は、それを叶えてくれます。
迷ったらマトファーで間違いなし!
- フランスの老舗ブランド
- プロからも絶大な信頼
- 長く使える確かな品質
ぜひ、あなたも今日から「マトファーのムーラン」で、
料理の楽しさと仕上がりの美しさを実感してみてください。