ストウブ16cmって、小さすぎて使い道が限られるんじゃない?
そんな疑問を持つ方はとても多いのではないでしょうか。
実際、私も初めて16cmを手に取ったときは「これは本当に使いこなせるのかな?」と半信半疑でした。
私はこれまで10年以上にわたってストウブを愛用し、14cmから28cmまで全サイズを揃えてきました。その中でも、16cmは“見た目はミニマム、中身はマルチ”な実力派。
一人暮らしのメイン鍋から、家族用のサブ鍋、副菜作りや炊飯まで――思った以上に活躍の場が広いんです。
この記事では、そんなストウブ16cmのリアルな使い道・使い勝手を、10年の使用経験をもとに徹底解説。
実際に作っている料理や、カレー・炊飯などへの対応力、そして「どんな人におすすめか」まで、具体的にご紹介します。
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ストウブ16cmの基本スペックとサイズ感
ストウブ16cmは、「小さいけれど、意外と使える」と評判の人気サイズ。
まずは、基本スペックとサイズ感について詳しく見ていきましょう。
ストウブ16cmの容量と寸法
- 容量:約1.2L
- 直径(取っ手含まず):約16.3cm
- 高さ(フタ込み):約10.5cm
- 重さ:約2.3kg(私の手元のものを実測)
実際に計測してみると、片手で何とか持ち上がる程度の重さで、調理後そのまま食卓に出しても違和感のないサイズ感。
見た目はとてもコンパクトですが、0.5〜1.5人分程度の料理にはぴったりで、煮物・スープ・副菜づくりに最適です。
ストウブの他サイズとどう違う?
私自身、ストウブは14cm/16cm/18cm/20cm/22cm/24cm/26cm/28cmの全サイズを愛用しており、それぞれの「得意分野」が体感的に分かっています。16cmの立ち位置は、ズバリ“万能なサブ鍋”。
サイズ | 容量 | 目安人数 | 主な用途 |
---|---|---|---|
14cm | 約0.8L | 1人分以下 | 離乳食・ディップ・ジャム |
16cm | 約1.2L | 1〜1.5人分 | 副菜・炊飯・カレー(少量) |
20cm | 約2.2L | 2〜3人分 | 煮込み・汁物・炊飯(2合) |
22cm | 約2.6L | 3〜4人分 | メイン鍋・作り置き |
24cm | 約3.8L | 4〜5人分 | 大皿料理・スープ大量調理 |
16cmは「一人用としても、家族用の“ちょこっと調理”にも使える」という、ありそうでなかった絶妙なポジション。特に私のように複数サイズを使い分けていると、一番使用頻度が高いのは実はこのサイズだったりします。
見た目のかわいさも大きな魅力
ストウブ16cmは、そのコロンとした丸いフォルムと豊富なカラーバリエーションも人気の理由。
我が家では「グレー」を愛用していますが、調理中もテンションが上がりますし、食卓にそのまま置いても絵になります。
ちなみに、SNSで「#ストウブ16cm」で検索すると、料理写真やテーブルコーディネート投稿がたくさん出てくるのも納得のかわいさ。
“調理道具であると同時に、インテリアでもある”——それがストウブ16cmの魅力です。
✔️補足:16cmは冷蔵庫にもギリギリ入るサイズ感なので、作り置き副菜をそのまま保存するのにも便利です。
ストウブ16cmの使い道と活用法【一人暮らし・サブ鍋に最適】
「小さすぎて使いにくそう」と思われがちなストウブ16cmですが、実際に使ってみると、一人暮らしのメイン鍋にも、家族用のサブ鍋にも大活躍してくれます。
ここでは、私が日々の暮らしの中で感じた「ストウブ16cmのリアルな使い道」を、具体的にご紹介します。
一人暮らしにストウブ16cmはアリ?ナシ?
結論から言うと、一人暮らしには「アリ」です。
- 一人分のスープや煮物、パスタソースなどを作るには、16cmがちょうどいい容量。
- キッチンが狭くても収納に困らず、コンロの片口でも安定して置けるサイズ感。
- 一人鍋やラーメンにも対応でき、食卓にそのまま出せば洗い物も減って一石二鳥。
ただし、「これ1台で全部の調理をまかなおう」とすると少し物足りなさはあります。
私自身、子育て前の一人暮らし時代は16cmと22cmの2台持ちでした。16cmは朝食や夜の軽食に、22cmは煮込みや作り置き用にと、使い分けてほぼ完結。
この2サイズの組み合わせは、少人数暮らしにはベストバランスだと感じています。
副菜づくりにぴったりのサイズ感【作り置きにも◎】
ストウブ16cmは、副菜づくりにぴったりのサイズです。
- ひじき煮、きんぴら、ポテトサラダなど、一度に2〜3人分を作るのにちょうどいい容量。
- 蓄熱性が高いため、余熱調理で素材の味が引き立つのもポイント。
- 冷めたらそのまま冷蔵庫に入れて保存できるのも便利で、密閉力が高く乾燥もしにくいです。
✔️体験談:週末に4〜5品の作り置きをする習慣があるのですが、16cmは副菜専用鍋として常に稼働中。
さつまいもの甘煮、にんじんのグラッセ、れんこんのきんぴらなど、「あと一品」にぴったりの量が気持ちよく収まります。
カレーも一人前〜2人前ならOK【少量でも美味しく仕上がる】
「16cmって、カレーも作れるの?」と聞かれることがありますが、答えはYES。
- 鍋底が厚いので、具材が焦げつかずにしっかり煮込める。
- 少量でも水分が逃げにくく、ルーの味が凝縮されて濃厚な仕上がりに。
- 市販のルーを1/2箱(2かけ)使えば、ちょうど1.5人前くらいが作れます。
✔️実録:週末のランチによく作るのが、鶏もも肉・玉ねぎ・人参・ルー2かけのカレー。
火を止めた後の余熱でも煮込みが進むので、洗濯などの家事と並行しながら調理できて助かっています。
ストウブ16cmで炊飯できる?→答えはYES!
意外と知られていないのですが、ストウブ16cmは炊飯にも向いています。
- 白米も無洗米も、0.5合〜1合が最適量。
- 少量炊きに適しているので、離乳食やお弁当用のご飯にも◎。
- 基本の炊き方:中火で加熱 → 沸騰後、弱火で10分 → 火を止めて10分蒸らすだけ。
✔️筆者談:娘の離乳食を始めた頃から、朝ごはん用に0.8合炊くのが定番になっています。
炊きたてご飯をストウブのまま食卓に出すと、ふっくら感もそのままで家族にも好評です。
ストウブ16cmの使い勝手は?【10年愛用者の本音レビュー】
「実際の使い勝手はどうなの?」「買って後悔しないかな?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
私自身、ストウブ歴は10年以上。16cmサイズも5年以上使い続けてきました。ここでは、日常で何度も使ってきた中で感じたリアルな使い勝手を、本音でお伝えします。
メリット① 軽くて扱いやすい(約2kg)
ストウブの中では軽量な部類に入る16cmは、重さ約2kg(フタ込みで実測約2.3kg)。
22cmや24cmに比べると格段に軽く、両手を使わずに片手でサッと動かせる手軽さがあります。
食材を炒めて、煮込んで、盛り付けるまでの一連の流れがとてもスムーズ。調理中のストレスが少ないのもポイントです。
メリット② 洗いやすい&収納しやすい
小ぶりなのでシンク内でも場所を取らず、洗いやすいのも大きなメリット。
フタと本体の重なりが浅く、隅々まで手が届くため、油汚れもスルッと落ちます。
また、我が家の狭めの吊戸棚や引き出し式収納にもスッキリ収まるサイズ感。見た目も可愛いので、出しっぱなし収納でも映えます。
メリット③ サッと使えるから登場頻度が高い
「今夜はスープだけ作りたい」「副菜を1品だけ温め直したい」——そんなとき、16cmは登板率No.1です。
他のサイズは「よいしょ」と気合いを入れて出す感じがありますが、16cmは片手でサッと出して、サッと調理して、サッと洗える。
✔️体験談:忙しい平日の夜は、まず16cmから使い始めることがほとんど。
冷蔵庫の残り野菜でスープを作っているうちに、メインが出来上がるという流れが定番です。
メリット④ ガスもIHもOK、小さめコンロに最適
ストウブはIH・ガス両対応。16cmはコンパクトなので、二口コンロの狭いスペースでもストレスなく使えるのが魅力です。
例えば、24cmでメインを煮込みつつ、横で16cmを使って副菜やご飯を並行調理する、なんて使い方も可能。
コンロ上で「ちょっとだけスペースが足りない…」という悩みを解決してくれます。
デメリット① メイン鍋としては物足りない
容量が約1.2Lと少なめなので、メイン料理を家族分作るには明らかに小さいです。
たとえばハンバーグを煮込みたいとき、大きめのパティだと2個でぎゅうぎゅう。人数が2人以上の場合は20cm以上がおすすめです。
デメリット② 煮込み料理ではすぐ満杯になる
シチューやポトフなど、具材をゴロッと入れたい煮込み系料理では、具材が鍋からあふれそうになることも。
我が家では、シチューを作るときに「あともう1人前入れたいけど入らない…」という場面がよくあり、ストレスを感じたのはこの点のみでした。
デメリット③ カレーを多めに作りたいときは22cm以上が◎
1人前〜1.5人前程度のカレーなら問題なく作れますが、家族4人分となると完全にキャパオーバー。
ルーを1箱使いたい、作り置きもしたいという場合は、22cmや24cmを検討するのが正解です。
筆者の結論:一番登場回数が多いのは16cm。サブ鍋として最強。
ストウブ歴10年以上、全サイズを使ってきた私が自信を持って言えるのは、
「結局、一番使っているのは16cm」ということ。
- 忙しい日も手軽に使える
- 副菜や朝食作りにちょうどいい
- コンロや冷蔵庫のスペースにもやさしい
つまり、ストウブ16cmはサブ鍋として最強の相棒なのです。
✔️補足:ストウブ初心者で「まず1台目を買いたい」という方には、20cm〜22cmをおすすめしますが、2台目・3台目に16cmを迎えると、料理の幅がグンと広がります。
ストウブ16cmはどんな人におすすめ?
ストウブ16cmは、メイン鍋というより“痒いところに手が届く”サブ鍋としての使いやすさが魅力です。ここでは、10年以上全サイズを使ってきた私の視点から、特におすすめしたい人のタイプをまとめてみました。
一人暮らし・夫婦2人暮らしの方
ストウブ16cmは一人分~1.5人分の料理にちょうど良いサイズ。
一人暮らしならメイン使いも可能ですし、夫婦2人暮らしでも副菜用や汁物鍋として活躍します。
✔️体験談:我が家は夫婦+2歳の娘の3人家族ですが、大人用スープや副菜はほぼ毎回16cmで完結します。特に朝食時の具だくさんスープにはぴったりです。
作り置き派・副菜を多めに作る人
「常備菜をちょこちょこ作って冷蔵保存しておきたい」「週末に副菜を何品か仕込むのが習慣」
——そんな方にとって、ストウブ16cmは作業効率を格段に上げてくれるツールになります。
煮物・おひたし・マリネなど少量ずつ作って冷蔵庫に並べておくと、食卓が一気に豊かに。小さめサイズだからこそ、複数同時進行で調理してもコンロが混み合わず助かります。
子ども用の炊飯やおかずづくりにも◎
子どもが小さいうちは、大人と別メニューを用意したい日も多いもの。16cmは離乳食〜幼児食の調理に最適なサイズです。
✔️体験談:わが家では、娘用のご飯をストウブ16cmで炊飯しています。0.5合〜1合のご飯ならふっくら炊き上がり、余ったら冷凍ストック。
同じ鍋でそのまま野菜スープや蒸し野菜を作ることもできるので、子ども用ミニ調理鍋として大活躍中です。
ストウブ2台目・3台目におすすめ
すでに20cmや22cmを持っている方には、ぜひ16cmを“補完アイテム”として迎えてほしいです。
- 大きい鍋でメインを煮込む間に、16cmで副菜
- ストウブで炊飯中に、もう一方でスープづくり
- 食卓にそのまま出しても可愛い「ちょい盛り鍋」として
とにかく同時調理・時短調理における“サブ力”が圧倒的。
しかも、16cmだけは他サイズより色展開が多めで、キッチンの差し色としても楽しめるのが嬉しいポイントです。
まとめ:用途がハマる人には手放せないサイズ感
ストウブ16cmは「何に使えるかピンと来ない…」と思っていた方ほど、一度使うと虜になるサイズです。
- 家族構成が少人数の方
- 副菜・汁物を毎日作る習慣がある方
- 子どものために小鍋が欲しい方
- ストウブの使い勝手に慣れていて、使い分けを楽しみたい方
こんな方には、迷わず「買って損なし」とおすすめできます。
まとめ|ストウブ16cmは「最強のサブ鍋」
ストウブ16cmは、一見すると「小さすぎて出番がなさそう」と思われがちですが、実際には活用度の高い万能サイズ。
使ってみると、その取り回しの良さ、時短調理への貢献度に驚かされます。
- 副菜や汁物づくりにちょうど良く、日常的なサブ鍋としての出番が圧倒的に多い
- 一人暮らしや夫婦二人暮らし、子ども用にもフィットする柔軟な使い勝手
- 軽くて扱いやすく、毎日のキッチン作業の中で手が伸びやすい存在
そして何より、全サイズのストウブを10年以上使ってきた私自身が、実は16cmの使用頻度がダントツです。
「大きい鍋はイベント用、小さい鍋は毎日の暮らしの味方」——そう実感しています。
もしあなたが「サブ鍋として使いやすいサイズ」を探しているなら、ストウブ16cmは間違いなく“買ってよかった”と思える一本になるはずです。
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