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ストウブ28cmの使い勝手は?|容量・メリット・注意点を10年愛用者が徹底レビュー

    ・ストウブ28cmの使い勝手はどんな感じ?
    ・容量は大きい?何人分の料理ができるの?

    そんな疑問を解決します。

    ストウブ歴10年以上の筆者が、全サイズを使い倒してきた中で「これは特定の用途にこそ真価を発揮する」と感じたのがストウブ28cmです。

    見た目の迫力に反して、使いどころを見極めれば非常に頼れるサイズ。とはいえ、「日常使いには大きすぎる?」「どれくらいの料理が作れる?」「重さや収納は大丈夫?」といった疑問を抱く方も多いはず。

    この記事では、ストウブ28cmの容量・使い勝手・おすすめできる人を、他サイズ(20〜26cm)との比較や、筆者のリアルな使用経験を交えて詳しく解説します。大人数の食卓や作り置き用にストウブを検討している方、2台目・3台目の候補として悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

    目次

    ストウブ28cmの基本情報|容量・サイズ・重さ

    ストウブ28cmの容量とサイズ感

    ストウブ28cmの容量は約6.7L。他のサイズと比較しても圧倒的な大容量で、一度にたっぷり作りたいシーンで真価を発揮します。本体の直径は28cm、重さは蓋込みで約6.6kgと、ストウブの中でも最重量級。空の状態でもしっかりした重みがあり、満量に近い状態になるとかなりの存在感です。

    見た目のインパクトも強く、他サイズ(例:24cm=4.2L、26cm=5.2L)と並べると「一回り以上大きい」と感じるほど。収納スペースには十分な余裕が必要です。特に賃貸のキッチンや収納が限られるご家庭では、出しっぱなしにするか、使用頻度を考慮して保管場所を確保する必要があります。

    筆者の実体験としては、初めて28cmを手にしたとき「さすがにこれは大きすぎたかも…」と感じましたが、年末年始の来客やイベント時、大量の作り置き調理では大活躍。日常使いというより、“ここぞ”というときに頼れる存在です。

    どれくらいの量が作れる?何人分向け?

    ストウブ28cmは、カレーやシチューなら6〜8人分を一度に調理できる大容量。一般的な家庭用サイズ(22〜24cm)では足りない量も、28cmなら余裕でこなせます。とろみのある煮込み料理もこぼれず、かき混ぜやすいのが魅力です。

    筆者はこのサイズを、親戚が集まる年末年始やホームパーティー、常備菜の大量仕込みなど、「一度にたくさん作りたい日」に愛用しています。特に冬場はラタトゥイユやポトフをたっぷり仕込んで、冷蔵・冷凍で数日保存するというサイクルが定番に。まとめて調理→保存するスタイルとの相性がとても良いです。

    また、成長期のお子さんが2人以上いる家庭や、大家族の毎日のメイン鍋としてもおすすめ。筆者の知人(5人家族・中高生2人)は、28cmを「毎晩使っても余裕のサイズ」と絶賛しています。

    「とにかく量が必要」「少量ずつ作るのは手間」という方には、ストウブ28cmは力強い味方になります。

    ストウブ28cmの使い勝手|他サイズとの比較&実体験レビュー

    20・22・24・26cmとの使い分け

    筆者は10年以上ストウブを愛用しており、20cm・22cm・24cm・26cm・28cmのラウンド型をすべて所有しています。その中で、日常的に最も使用頻度が高いのは22cm。1〜3人分の料理にちょうどよく、炊飯や副菜づくりにも最適な万能サイズです。

    24cmと26cmは、作り置きや4人前以上のメイン料理に使うことが多く、こちらもかなり活躍中。一方で28cmは、週1〜月2回程度の使用頻度。ただし、「必要なときに絶対に頼りになる1台」として欠かせない存在です。

    例えば、大人数の集まりでラザニアやグラタンをたっぷり焼いたり、大量のポトフを仕込んだりする時には、28cmの深さと広さが本当に役立ちます。ただし、鍋ごとテーブルに出すには重くて場所も取るため、食卓への出し入れは少し工夫が必要。

    調理性能そのものは他サイズ同様に優秀で、特に煮込み系は芯までしっとり火が入り、味に深みが出ます。

    重さ・収納・扱いやすさのリアルな感想

    ストウブ28cmは、蓋込みで約6.6kgと非常に重く、筆者の感覚では「片手で持つのはまず無理」。両手でも油断すると手首をひねりそうになるほどで、シンクで洗うのも一苦労です。

    ただ、その重量ゆえの安定感と保温力の高さは、調理時には大きな強みになります。とはいえ、重さとサイズ感のせいで収納のハードルは高め。筆者は「使いたい時にすぐ取り出せるように」と、キッチン下の引き出しではなく腰高の棚に常設しています。

    また、調理後に余った料理は、鍋ごと冷蔵庫に入れて保存することも。ただし、これは容量に余裕のある大型冷蔵庫が前提。狭めの冷蔵庫では現実的ではありません。

    収納場所に余裕がない場合、ストウブ28cmは負担になる可能性も。あらかじめご自宅のキッチンや冷蔵庫のサイズを確認し、「常設スペース」があるかどうかを考えてから購入するのが安心です。

    ストウブ28cmのおすすめ料理|大容量を活かせるレシピ

    ストウブ28cmは、その約6.7Lという大容量を活かせる「大量調理」に最も向いています。家族の多いご家庭や、作り置き・ホームパーティーが多いライフスタイルにぴったりのサイズです。

    筆者宅でも、週末のまとめ調理や来客時には28cmが欠かせません。ここでは、実際に作ってみて「これは28cmならでは」と感じた我が家の定番レシピ3選をご紹介します。

    我が家の定番メニュー3選(実際に作ってみた)

    1. ロールキャベツのまとめ炊き

    目安:8個以上同時調理可能

    ストウブ28cmを使えば、大きめサイズのロールキャベツが8個以上余裕で並びます。底面が広く、隙間なくきれいに並べられるので、煮崩れを防ぎながらふっくらとした仕上がりに。トマトベースでもコンソメベースでも、じっくり火が入って中までジューシー。冷凍保存も効くので、多めに作っておくと便利です。

    2. チキンと根菜のトマト煮込み

    骨付きチキン × 大ぶり野菜の組み合わせが◎

    28cmの深さと広さを活かして、手羽元や骨付きモモ肉とごろごろ野菜(じゃがいも・にんじん・れんこんなど)をたっぷり煮込むトマト煮込みもおすすめ。火の通りムラがなく、具材の存在感を残しつつ柔らかく仕上がるのがストウブの強みです。翌日はチーズをのせてオーブン焼きにリメイクするのも◎。

    3. 無水カレー(約8人分)

    野菜の水分だけで濃厚&ヘルシーな味に

    ストウブ28cmの保温性と密閉力を活かした無水カレーは、まさにこの鍋の真骨頂。玉ねぎ・トマト・にんじん・ズッキーニなどから出る自然な水分だけで煮込むことで、旨みが凝縮された一品に。筆者宅では8人分を一気に作って、翌日以降はカレーうどんやドリアにアレンジしています。「味が落ち着いてさらに美味しくなる」のが無水カレーの魅力です。

    どのメニューも「たっぷり作って、後日ラクできる」ストウブ28cmならではの恩恵を感じられるレシピばかり。作り置きやイベント料理に重宝するこのサイズ、うまく活用すれば日々の食事づくりの効率も格段にアップします。

    ストウブ28cmはこんな人におすすめ|逆に不向きな人も

    ストウブ28cmは、容量約6.7L・重さ約6.6kgと、全サイズの中でもかなり存在感のあるサイズです。そのため、「買ってよかった!」と感じる人もいれば、「ちょっと大きすぎたかも…」と後悔する人もいるのが正直なところ。

    ここでは、10年以上ストウブを愛用してきた筆者の視点から、28cmサイズが特におすすめな人、そして別サイズを検討すべき人について詳しく解説します。

    ストウブ28cmをおすすめできる人

    • 4人以上の家族がいて、毎回多めに作りたい人
       → 成長期の子どもがいるご家庭や、よくおかわりする家族にはぴったり。大量に作って冷凍保存も可能です。
    • ホームパーティーや作り置きをよくする人
       → 筆者宅では年末年始や誕生日会など、人が集まるシーンで28cmが大活躍。一気に調理できる安心感があります。
    • 収納スペースが広め&鍋の重さに抵抗がない人
       → 約6.6kgという重量は、正直かなりのヘビー級。でも、出しっぱなしにできるスペースがあるなら問題なし。筆者はレンジ横のスチールラックに常設しています。
    • 2台目・3台目のストウブとして検討している人
       → 初めての1台にはやや大きすぎるかもしれませんが、20〜26cmをすでに持っている人の「特化型ストウブ」として理想的。週末やイベント時に真価を発揮します。

    ストウブ28cmが不向きな人

    • 2〜3人以下の家庭で、毎日の調理に使いたい人
       → 毎日使うにはオーバースペック。22cmか24cmあたりが日常使いには適しています。
    • 炊飯・スープなど少量調理が中心の人
       → 少量の炊飯や汁物だと、鍋が大きすぎて焦げやすく、洗うのも大変。筆者は炊飯なら20cm以下を推奨しています。
    • 重い鍋を使うのがつらいと感じる人
       → 本体+中身で10kg近くになることも。腰や手首に不安がある方にはおすすめできません。
    • 収納やシンクが狭めのキッチン環境の人
       → 洗う時に水跳ねしやすく、収納場所の確保が必須。筆者も引っ越し前はキッチンの狭さで使う頻度が激減していました。

    ストウブ28cmは「毎日使う万能選手」ではありません。

    どちらかというと、必要なときに最大のパフォーマンスを発揮する「頼れる助っ人」タイプのサイズです。普段使いには22cmや24cmを、イベントや作り置きには28cmを──というように、ライフスタイルに応じて使い分けるのが理想的です。

    ストウブ28cmの使い勝手まとめ|どんなシーンで活躍する?

    ストウブ28cmは、全サイズの中でも特に容量・サイズともに大きく、用途が限定されがちなサイズです。しかし、「合う人・合う使い方」にさえフィットすれば、その使い勝手と存在感は唯一無二。

    実際に10年以上ストウブ全サイズを使ってきた筆者としては、日常使いには向かないけれど、“イベント用の主力鍋”としては手放せない存在です。

    • 日常使いにはやや大きく、重さもあるため扱いには慣れが必要
       → 初めのうちは出し入れや洗い物が大変に感じるかもしれませんが、用途を見極めれば負担も軽減されます。
    • 作り置きや週末の大量調理には抜群の使い勝手
       → 一度に6〜8人分を作れる安心感と効率の良さは、ほかのサイズにはない魅力。
    • 全サイズ使ってきた中でも、28cmは「ここぞの1台」
       → 筆者宅では、親戚が集まるときや年末年始のごちそう作りなど、“大鍋が必要な場面”で必ず登場します。
    • 最初の1台にはややハードルが高いが、2台目・3台目に最適
       → すでに22cmや24cmなどを使っている方には、「用途を絞った買い足しサイズ」として非常におすすめです。

    全ストウブサイズ比較はこちら【内部リンク】

    「ストウブ28cmは気になるけど、他のサイズとも比較してみたい…」

    という方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

    👉 【2025年最新】ストウブのサイズおすすめ一覧|迷う人のために14cm〜24cmまで徹底比較!

    用途やライフスタイルに合わせて、あなたにぴったりのサイズが必ず見つかります!

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